ヨシケイの食彩コースは、日本の四季を「食」で感じるごちそう膳です。
調理時間の目安は約30~40分。
やや手間のかかるメニューですが、こんなメリットがありました。
この記事では、ヨシケイの食彩コースの概要と、1週間(平日5日)使った口コミを紹介しています。
※食彩コースのお試しセットはありません。
お試しセットは初回限定の特別価格なので
他のコースで試してからの申し込みがお得です。
食彩コースの内容・他コースとの違い

食彩コースは、四季の食材やワンランク上の食材を使った、プレミアムなコースです。
例えば、お肉も普通の「国産牛」「国産豚」ではなく、「国産黒毛和牛」「和豚もちぶた」などが使われ、味も美味しいです。
プチママ、カットミール、定番などの他のコースと比べて、金額の差は1食あたりで計算して100~200円程度なのに、食材のランクはグッと上がるので、けっこうお得な感じがします。
食彩コースは主菜1品、副菜2品の献立が基本。
品数が多いこともあり、1人前あたりのボリュームは多くなっています。
食彩コースの料金
価格 | 1日 |
---|---|
2人前 | 1,300~1,550円ぐらい |
3人前 | 1,600~1,950円ぐらい |
4人前 | 2,000~2,450円ぐらい |
頼む量により変動しますが、1人前の価格は500~755円ぐらい。
プチママは440~566円ぐらいなので1食あたりの価格はかなり上がりますが、食材のグレードやボリュームを考慮すると妥当だと思います。
また、食彩コースは1週間分まとめて注文しても割引はありません。
量が多いから割安になることも
ヨシケイの中で価格は高いのですが、3品ある分、ボリュームも多め。
家族構成によっては、食彩コースの方が1人前少ない量で足りて、安くつく場合もあります。
ただし食彩はメニュー的に、小さいお子さんがいるお家向けではありません。
1日分ずつ注文OK
食彩コースは1日ごとに、欲しい日だけ選んで購入することができます。
必要な日だけ頼んでも良いし、日替わりで違うコースのメニューを頼んだり、その日の夕食を食べる人数に合わせて量を変更することもできます。
1週間分まとめての注文はできないので、全部欲しいときはすべての曜日のメニューをカートに入れて注文します。
調理時間は30~40分だけど、慣れている人ならもう少し早い
食彩コースの調理時間の目安は30~40分。
詳しくはレビューに書きますが、普段から料理をして手慣れている人なら、もう少し早く作れると思います。
1週間試してわかった、味と使い勝手の感想
ヨシケイの食彩コースを1週間(平日5日間)利用しました。
まとめて注文の割引はなく、4人前×5日分で料金は12,300円(税込)です。
他のコースと比べると、1,000~3,000円ほど高くなりますが、メニューのクオリティ的には満足しています。
食彩コースで届く食材
届く食材は「今スーパーで買ってきました」って感じの見た目。
野菜はその日に必要な量だけ届きますが、カット野菜はほとんどなく、自分でカットが必要です。
お肉や魚はカット済みのものか、調味済みの日もときどきあります。
調味料がついているメニューはごく一部で、基本は家にある調味料を使用します。
コンソメ、片栗粉、ポン酢などの調味料も必要なので、届く前にチェックしておかないと、レシピ通りに作れないこともあるかもしれません。
自分で味付けする手間はかかりますが、あとから再現しやすいですし、家族の好みに合わせて自分でアレンジすることも可能です。
5日間で食べたメニュー
まずは1週間で食べたメニューと、味・手間の感想です。
月曜日


主菜は温玉のせビビンバ。
副菜は粉ラー油だれの冷やっこ、中華スープです。
牛肉は国産黒毛和牛の牛バラ薄切りを使っています。
お肉はしっかり脂が乗ってて柔らかく、付属のたれの味付けも美味しかったです。
他のコースでも何度か登場しているのですが、ヨシケイの粉ラー油は本当に美味しくて、簡単な冷奴なのにすごく満足感がありました。
火曜日


主菜は酒のチーズホイル焼き。
副菜は粗挽きソーセージと野菜のコンソメ煮、じゃが芋のバターのせです。
鮭は、ビール酵母配合の餌を与え、水揚げ直後に処理することで、臭みがなく、味の良さが引き出されたこだわりの「三陸産養殖銀鮭」です。
実際に食べてみても、スーパーで売っている普通の銀鮭よりもすごく美味しい。
スープのソーセージも、牧場やおしゃれな食品店で買うような、食べごたえのある本格的な味わいと食感です。
水曜日


主菜は北海道スープカレー。
副菜はえびのサラダです。
この日は珍しく、2品のメニュー。
生姜やカレー粉を使った、ピリッと辛いメニューなので、娘用の食事は別に準備しました。
小学生の上の子たちは、普通に美味しく食べてくれましたが、カレーに浸かった手羽先を食べるのが難しく、食卓が飛び散ったカレーだらけに・・・。
カレーがピリッと辛い分、サラダの海老やコーンに甘みがあって、ベストコンビな献立でした。
木曜日


主菜はそら豆と豚肉の春色炒め。
副菜はあっさり煮、わかめのみそ汁です。
豚肉は和風もちぶた肩ロース薄切り肉を使用。
そら豆はさやに入った状態で届くので『さやから豆を出す→切れ目を入れる→茹でる→薄皮を剥く』とかなり手間がかかりました。

そら豆の調理、はじめてやりました。かなり面倒で、子育て&仕事がある間はやりたくない・・・。
でも、そら豆を買って食卓に出すことはないので、実際に調理風景を見せて出すことで、子どもたちの食育になってよかったです。
金曜日


主菜は国産うなぎのひつまぶし。
副菜は生揚げのしそおろしのせ、ささみと白菜のあえものです。
惣菜タイプとは言え、ミールキットでうなぎが登場するのは珍しいですね。
この1週間のメニューの中で、ビビンバと並んで好評だったメニューです。
1歳の娘も、ひつまぶしを美味しそうに、もの凄いスピードで食べていました。
メニューはかなり大人の味
食彩コースは、大人向けの味付けのメニューが非常に多いです。
この1週間で登場した中でも、離乳食の取り分けができなかったり、子供たちが嫌がったメニューがいくつかありました。
離乳食に関しては、カレー以外はアレンジや品数カットでどうにかなりましたが、他のコースと比べても大人向けの味付けが多い印象です。
偏食なお子さんだと「どのおかずも食べたくない」って日もありそうなので、メニューをしっかり見て注文した方が良いと思います。
調理の手間もけっこう大変・時短したい人には不向き。
食彩コースの調理時間の目安は30~40分。
カットや下ごしらえにかかる時間が多いので、手際よく作れる人なら、もう少し早い日もあるかもしれません。
ただし、凝ったメニューが多いので、ヨシケイの中では時間がかかるコースですね。
特に、そら豆があった木曜日は調理に時間がかかり、娘が不機嫌になって大変でした。

上の子の協力はあるものの、小さい子を世話しながら、30~40分かかる食彩を毎日作るのはちょっと大変でした。
小さい子がいるお家は、プチママやカットミールあたりの方が作りやすいと思います。
食彩は1日単位でも選べるので、食べたいメニューがある日だけ注文して楽しみたいですね。
ボリュームはかなり多め
我が家は、夫婦+よく食べる小学生2人+1歳児の5人家族です。
プチママだと4人前で足りない日も時々あるのですが、食彩の4人前ならボリュームは十分。
余って翌日の朝ごはんやお弁当に回すこともあるぐらいです。
日によっては3人前で十分だったかな?と思うほどボリュームがありました。
メニューの味・クオリティには大満足
「高い」「作るのが大変」「子供向けじゃない」と、やや難ありな食彩コースですが、完成した料理の味やクオリティは大満足。
お肉や魚にちょっと良いものを使っているので、料理の腕に関わらず、美味しいごはんが作れます。
メニューもちょっと凝ったものが多くて、外食みたいで楽しいです。
今回は1週間分を続けて注文したのですが、木曜日あたりから「毎日ご馳走すぎて、食べるのちょっと疲れてきたなぁ」と感じました。
「毎日ご馳走を食べたい」って人には良いかもしれませんが、個人的には日常的に使うのにはイマイチなコースです。
ただし「この日はご馳走が食べたいな」という日にピンポイントで使うのなら、外食より安く、お家でご馳走が食べられるので良いコースだと思います。
ヨシケイのお試しセットについて
ヨシケイでお得なお試しが用意されているのはこの4つ。
ヨシケイ及び関連サービスの夕食ネットでも、食彩コースのお試しはありません。
初回限定のお試しセットは、半額程度の価格で買えるので、利用しないのは勿体ないです。
なので、まずは他のコースでヨシケイをお試ししてから、入会後に食彩コースを楽しむのがおすすめです。